音楽の話〜テンポ
音楽は
時の経過とともに存在する。
時の流れの中でしか
人は 音楽の存在を認識し得ない。

(楽曲を考察の前提として)
ある曲はゆったりと
ある曲はせっかちに
ある曲はゆらぎながら
ある曲は淡々と

曲の始まりから 終わりまで
時の経過とともに 進んでゆく。

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曲の速度を 『テンポ』という。
『テンポ』とは
曲の始まりから終わりまでの時の流れの中で
その曲が
歩みを進める速度である。

時の流れの中に
テンポは 無限大数存在する。

時の流れが
人の意思とは関係なく
既に 常に 存在している中に
テンポも 普遍的に存在する。

人が 時(とき)を作り出せないように
人は テンポを作り得ない。

演奏において演奏者は
無限大数の中から
すでに存在するテンポを
選べばよいだけだ。

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テンポを選ぶにあたっては
曲に相談するのが一番よい。

曲が具象化〜音になるために なにを望んでいるか
そんな対話が できるために
日々の精進が 必要なのだ。

テンポを選ぶ…
それは、
人が生き方を選択するのとよく似ている。






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by mixturamusic | 2016-12-19 21:50
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  木下 尊惇 
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