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ピラミッド型社会の解体
「政治家を志すからには、いつか頂点を…」
時々耳にする言葉であるが、私はこれに大きな違和感を感じる。
どうして頂点なのか?
どうして疑いもなく、未だにピラミッドの形を前提とするのか?

組織をピラミッド型に想定し、
その頂点がリードするという考え方は、
目的達成の機能だけを考えた場合には有効であろうが、
こと政治という役割においては、
大きな危険を伴うものである。

首相といえども、大統領といえども、
彼の人はその役職にいるというだけである。
その役職とは、
社会の平和と、一人残らずの幸せを実現すべく、
考え、行動するという事である。

その役職に付随して、さまざまな便宜が図られる。
それを『特権』という。
役職上の特別な権限である。

ピラミッド型をした社会では、
その上層へのぼればのぼるほど、
特権の数も種類も増える仕組みになっている。

特別な権限を『権力』『権利』とはき違える向きもある。
特別な権利と権力を持つ『階層』は、それらを守るために、
特別な権限を持って塀を作ること常である。

上意下達〜トップダウンからの脱却…
ピラミッド型社会の解体が、
正しい民主主義の実践には不可欠だと考える。

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by mixturamusic | 2015-09-25 09:46
稲刈り
猛暑の記憶がそろそろ薄れかけるころ、
山里に煙たなびく日が増える。
九月も半ばを過ぎれば、
稲刈りの季節である。
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我が家では、例年十月に入ってからの稲刈りを、
今年は二週間ほど早く始めた。
もう少し登熟させたくも、
イノシシに先を越されてはかなわない、と。

田植え直後からお目見えのイノシシも、
九月に入ってから、動き方が派手になる。
実をつけ始めた稲を倒し、
穂を垂れ、色づいた米を片っ端から食べてゆく。
ネットを張っても、忌避剤を設置しても、
爆音器の音でさえ、慣れてしまえば平気だとみえる。

倒された稲を刈るのはひと苦労。
大雨のあとの、泥の田んぼで刈るのもふた苦労。
それでも連日の秋晴れに助けられ、
今年はハザを立てることができた。
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収穫の喜びもさることながら、
今年も秋の風景をつくれたことに、
季節の巡りの命とともに、
自分の命も回っていることに、
大きな幸せを感じるのだ。
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モチ米と最晩生のトヨサトの稲刈りは、
月が変わってから。

イノシシさんたち、スズメさんたち、どうぞお手柔らかに。

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by mixturamusic | 2015-09-24 23:17
優しさと慈しみと
政治家にとって、最も必要な要件とは何であろうか?
それは間違いなく『優しさと慈しみ』である。

自他を超え、立場を越えて、
痛みや、苦しみや、難儀を想像し、
それらが少しでも和らぐ手だてを講ずる、
それらに手を差し伸べることが、
本来の政治の仕事であるはずだ。
今の世界に、そんな政治家がどれくらいいるだろう?

いかに政策に優れていても、どれだけ法学や経済学に長けていても、
その使い方が正しくなければ、社会は幸せにならない。
いかに弁が立ち、巧みな討論で、相手を打ち負かしたとしても、
それで社会は幸せになれない。

いかなる政策も、いかなる主義も、いかなる論法も、
その根底に優しさと慈しみがなければ、
誰かの幸せと引き換えに
どこかに不幸を生み出すことになるのだ。

政治家に限らず、世界中の一人一人が、
優しさをもって、慈しみをもって、
他者の命の愛おしさに思いを馳せれば、
世界の平和は、今すぐにでも実現する。
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by mixturamusic | 2015-09-01 17:23



  木下 尊惇 
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