手前味噌
我が家では、数年前から自家製味噌を楽しんでいる。
『手前味噌』の言葉通り、これがすこぶる旨いのだ。

せっかく田んぼも畑もやっているのだからと、自前のお米と大豆で仕込んでやろうと意気込んでいたところ、昨秋の田んぼはイノシシ家族に先を越され、人間の口に入る分は全く無くなってしまった。

大豆の収穫と選別は、結構手間のかかるものだ。
苦労して選り分けた大豆を、節分だからといって鬼に大盤振る舞いするわけにはいくまいと、豆をまくのをやめにした。それでも一年分の味噌には足らず、在来種の豆を買って補った。

自家米を使うことは叶わなかったが、友人の育てた自然米で、妻が初めて糀を育てた。
パラパラとした、美しい色の糀である。
「こんな糀で味噌を仕込めば、美味しいに決まっている」
出来る前から『手前味噌』。

味噌を仕込んだ瓶に、紙を被せて紐を掛けたら、あとは自然に任せるしかない。
次に瓶の中身と対面するのは、梅雨明けの天地返しの時である。
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by mixturamusic | 2015-03-16 23:03
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  木下 尊惇 
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