稲刈り
猛暑の記憶がそろそろ薄れかけるころ、
山里に煙たなびく日が増える。
九月も半ばを過ぎれば、
稲刈りの季節である。
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我が家では、例年十月に入ってからの稲刈りを、
今年は二週間ほど早く始めた。
もう少し登熟させたくも、
イノシシに先を越されてはかなわない、と。

田植え直後からお目見えのイノシシも、
九月に入ってから、動き方が派手になる。
実をつけ始めた稲を倒し、
穂を垂れ、色づいた米を片っ端から食べてゆく。
ネットを張っても、忌避剤を設置しても、
爆音器の音でさえ、慣れてしまえば平気だとみえる。

倒された稲を刈るのはひと苦労。
大雨のあとの、泥の田んぼで刈るのもふた苦労。
それでも連日の秋晴れに助けられ、
今年はハザを立てることができた。
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収穫の喜びもさることながら、
今年も秋の風景をつくれたことに、
季節の巡りの命とともに、
自分の命も回っていることに、
大きな幸せを感じるのだ。
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モチ米と最晩生のトヨサトの稲刈りは、
月が変わってから。

イノシシさんたち、スズメさんたち、どうぞお手柔らかに。

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by mixturamusic | 2015-09-24 23:17
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  木下 尊惇 
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