アメリカ…テキサスの食べもの事情
日本とテキサスの時差はマイナス15時間。
成田を昼前に発つと、12時間のフライトでも、
ダラスにはその日の朝9時前には着いてしまう。

少し休んでから、友人の運転でオースチンへと向かった。

途中、ウエストという街で小休止。
「ここに美味しいコラーチェの店があるんだ」
コラーチェとはチェコ発祥のパンで、フルーツのジャムやチーズがのっている。
「ウエストには、たくさんのチェコ・スロバキアからの移民が住んでいてね。」
お店は行列ができるほどの大盛況、
カウンターの向こうには、東欧の顔立ちの人たちが忙しく働いている。
コラーチェ…コーヒーによく合う、甘く美味しい菓子パンである。

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ダラスからオースチンまで3時間半、
地平線に沈む太陽を眺めながら、車は次第に街に入っていった。
オースチンはダラスの州都、文化的な活動がとても盛んだという。

「テキサスと言えばバーベキュー、
中でもここオースチンのバーベキューは一番さ。」
カウンターに並んで、付け合わせを自由に取って行く。
お皿の代わりに、クッキングシートを敷いたお盆である!
肉の重さはリブラ(約500g)単位。
私は小さな声で、1/4 lb.を注文した。

賑やかな店の中は、ビールを飲みながらバーベキューを食べる老若男女。
お盆の上を見ると、かなりのボリュームの肉やソーセージがのっている。
「テキサスサイズと言ってね…」
アメリカの中でも、テキサスは何かにつけ大きいのだそうだ。

翌日の夜、オースチンに住む友人が連れて行ってくれたドイツ料理の店。
ソーセージがとても美味しかった。
「この辺りはドイツからの移民が多くてね。」
店のカウンターの中には、ものすごい数の地ビールのコックが並んでいた。

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サウス・ダラスにあるメキシコ人街に連れて行ってもらった。
街行く人はヒスパニック系、看板もスペイン語ばかり。
勝手にイメージする、ホコリっぽいテキサスの街並みだ。
「ここでオスワルドが捕まったんだ。」
ケネディ大統領暗殺の犯人逮捕の現場も、日常のホコリの中にとけ込んでいる。

お昼ご飯に入ったステーキハウス。
8オンスのリブロースがスペシャルランチだそうだ。
付け合わせを取って、肉の焼けるのを待つ。
差し出されたディッシュの上の、ジャガイモの大きさに驚いた。
「Oh ! Texas size !」

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これまでアメリカの食べ物について、良い印象を持ったことがなかった。
今でも良い印象は持っていない。

「この看板はアメリカのチェーン店。食べられたものじゃない。」
ダラスに30年以上住むボリビア人の友人は、
当初、本当に食べ物に苦労したと言う。

実際、空港のレストランで食べるものは、毎回???が付くほど不味い。
今回の旅でも、全ての食事が美味しかったわけではない。
が、選び方と食べ方に気を付ければ、
美味しいものにも出会えることがよく分かった。

しかし、『食べる』という事に対して、
アメリカと日本では、大きな意識の違いがあることも感じた。
それは体質的な違いのように思う。

日本で、むやみにアメリカの真似をするのはよした方が良い。




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by mixturamusic | 2018-02-27 22:28
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  木下 尊惇 
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