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協調と妥協と惰協
人間は社会性を持った生き物である。
どんなに孤独を好んでも
どこかで社会に関わりを持たねば
生きて行けない。

国、コミュニティ、団体、組織、会社…そして家族。
すべて社会のカタチである。

歴史の上で人間は、
社会に枠を作り、決まりを作り、
…やがて『社会』に忠実な人間を育て
条件を課し、制限を設け、
忠誠を求め、犠牲を強いて…
社会の外枠を守ってきた。
…たくさんの悲劇を伴いながら。

しかし…本来社会は個のためにあるのであって
決して個が社会のためにあるのではない。
社会化は、個々の生命がより良い天寿を全うするための『本能」である。
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社会では協調性が求められる。
社会化の本能を、より良く保つための『協調』である。

『協調』のためには
ときに『妥協』も必要である。

しかしながら現代では…
社会での『妥協』ならぬ『惰協』が横行している。

社会的組織を守るための惰協。
既得権益を守るための惰協。
個人的地位を守るための惰協。
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物事を速く進めるために…
より多くの利益を得るために…
嫌われたくないがために…
さまざまな『惰協』は
『オトナの判断』という名で呼ばれたりもする…
いや、重宝がられたりもする。

妥協は、社会のために我慢が必要なときにされるべきだが
惰協は、個人のための不利益を避けるときに行使される。

社会化の本能にまっすぐ向き合い
より良い社会の実現を目指すためには
惰協の悪しき慣習を、即刻止めるべきである。
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by mixturamusic | 2019-04-25 17:20
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  木下 尊惇 
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